猫が「ゴロゴロ」鳴くのはなぜ?喉を鳴らす意味を黒が解説
ゴロゴロ音とは
猫が喉の奥から「ゴロゴロ」と低く規則的な音を出すことを、英語では purr(パー)と呼びます。1秒間に20〜30回ほどの振動で、撫でているときやくつろいでいるときに聞こえてくる、あの心地よい音です。
意外にも、この音をどうやって出しているのか、その仕組みは完全には解明されていません。喉の筋肉を高速で動かして声帯を振動させている、という説が有力です。
ゴロゴロには複数の意味がある
「ゴロゴロ=満足」とよく言われますが、実はそれだけではありません。
1. 満足・リラックス
最も一般的なのがこれ。撫でられて気持ちいいとき、安心しているときに鳴らします。母猫と子猫が授乳中にゴロゴロし合うことから、安心とコミュニケーションのサインだと考えられています。
2. 甘え・要求
ごはんがほしいとき、かまってほしいときにもゴロゴロします。この「おねだりゴロゴロ」は、通常より高い周波数が混ざることがあり、人間が思わず反応してしまう音域だという研究もあります。
3. 不安・体調不良のとき
意外に知られていませんが、猫は緊張・痛み・体調が悪いときにもゴロゴロ鳴らすことがあります。ゴロゴロ音の振動には自己治癒やストレス緩和の効果があるとも言われ、自分を落ち着かせるために鳴らしているという説です。動物病院で不安そうにゴロゴロしている猫は、これにあたります。
音だけで判断せず、全体を見て
ゴロゴロしているからといって必ずしも機嫌がいいとは限りません。耳や尻尾の向き、姿勢などとあわせて判断しましょう。リラックスのサインなら、香箱座りを一緒にしていることが多いですよ。
黒より
……ゴロゴロ。聞こえた?普段は、あまり鳴らさないの。でも、心を許した相手の前でだけは、自然と喉が鳴ってしまう。……これ以上は、言わなくてもわかるでしょう。夜に、また。