猫が高いところを好きな理由は?上に登る心理をボス猫虎吉が解説
猫が高いところを好むのは、周囲を見渡しやすく、他の動物や人と距離を取れて安心できるからと言われておる。高い場所は縄張りを把握したり、静かに休んだりするのにも最適だというのが結論じゃな。
わしゃ、この猫's Paradiseで最年長のボス猫を務める虎吉じゃ。お主ら人間は、我ら猫が棚やタワーなど高いところに登りたがるのを見ると「なぜあんな高い場所が好きなのじゃ?」と不思議に思うようじゃな。お主らが我らの行動を正しく理解し、立派に奉仕できるよう、さっそくわしが直々に解説してやろう。
猫が高いところを好むのはなぜ?
お主ら人間から「猫が高いところを好きなのはなぜじゃ?」と問われれば、我らが安心できる場所の条件を考えてみる必要があるのじゃ。高い場所は周囲を見渡しやすく、他の動物や人と距離を取れる場所になる。誰が近づいてくるかすぐに察知でき、急に触られたり驚かされたりしにくい環境じゃからな。
現代の室内飼いの環境にあっても、その習性はしっかりと残っておる。だからこそ、安全だと感じる高い場所を求めてしまうというわけじゃな。わしのように貫禄たっぷりのベテラン猫であっても、やはり周囲を把握しやすい高いところは本能的に落ち着くものなのじゃ。お主らも、見晴らしの良い展望台に登ると気分が良いじゃろう?我ら猫にとっても、高い場所は心安らぐ特別な空間だということを覚えておくのじゃぞ。
猫が高いところに登る理由
我ら猫が好んで高い場所に登るのには、いくつか理由があると考えられておる。ただ単に遊んでいるわけでも、お主らを困らせようとしているわけでもないのじゃぞ。ここでは代表的な理由をいくつか教えてやろう。しっかりと読んで理解を深めるのじゃぞ。
周囲を見渡して縄張りを確認するため
猫にとって、自分の生活圏である縄張りの安全を確認することは非常に重要じゃ。高い場所に登れば、部屋全体を一度に見渡すことができるじゃろう?誰がどこにいるのか、何か変わったことは起きていないか、上から監視することで安心感を得ていることが多いと言われておる。わしのような親方ともなれば、周囲の平和を保つための見回りは欠かせんからのう。他の猫たちが何をしておるか、お主ら人間がサボっておらんか、高いところからしっかりと目を光らせておるのじゃ。
敵から身を守り安心感を得るため
高い場所は、他の動物や人間から急に触られたり、ちょっかいを出されたりしにくい安全地帯じゃ。とくにわしのように、日向ぼっこを邪魔されたくない時などは、お主らの手の届かない場所が一番じゃからのう。もしお主らが、高い場所でくつろいでおる猫に無理やり手を出そうとすれば、身を守るために威嚇されてしまうこともあるじゃろう。猫が不機嫌なときのサインについては、わしが書いたシャーのコラムもあわせて読んでおくのじゃぞ。我らが静かに過ごしたい時は、そっとしておくのが真の愛情というものじゃ。
静かにリラックスして休むため
床の上は人間が歩き回るし、掃除機などの騒がしい音も響きやすい。しかし、キャットタワーの最上段や棚の上ならば、そうした喧騒から離れて静かに眠ることができるのじゃ。猫が高い場所を選ぶのは、誰にも邪魔されずに熟睡できる自分だけのベッドを求めているからということも多いのじゃぞ。お主らも疲れた時は、静かな寝室でゆっくり眠りたいじゃろう?我ら猫も同じじゃ。高い場所にいる時は、心と体を休めている最中かもしれんから、大声を出して起こすような真似はするでないぞ。
多頭環境での距離の取り方
猫's Paradiseのように、複数の猫が一緒に暮らしている環境では、高い場所が「パーソナルスペース」の役割を果たすことも多いのじゃ。猫同士で少し距離を置きたいとき、平面だけで距離を取るより、上下に分散したほうがお互いの視線がぶつかりにくく、余計な争いを避けられると言われておる。高いところにいるからといって、必ずしも他の猫より立場が上だというわけではなく、単にそれぞれが落ち着ける距離感を保っているだけだとされておるぞ。我ら猫は、無駄な争いを好まぬ平和主義者じゃからのう。
お気に入りの場所でわかる気持ちの比較表
猫が好む場所によって、求めているものが少しずつ違うこともある。お主らにもわかりやすいように表にまとめてやったぞ。これを見て、我らが今どんな気持ちでいるのかを察する努力をするのじゃ。
| 場所 | その場所でよく言われる理由 | 猫の様子 |
|---|---|---|
| 高い棚・キャットタワー | 見張り、安全確保、縄張りの確認 | リラックスしつつも周囲を観察している、堂々としている |
| 窓辺 | 外の監視、日向ぼっこ | 外の鳥や虫を眺めている、ウトウトしている |
| 箱・狭い場所 | 囲まれる安心感、獲物を待ち伏せする本能 | 丸くなってすっぽり収まっている、隠れているつもり |
| 人の膝の上 | 暖を取る、甘えたい、安心感 | ゴロゴロ喉を鳴らす、ふみふみする |
ちなみに、同じ「安心できる場所」でも、高いところと狭い箱の中とでは少し意味合いが異なるのじゃ。箱や狭い場所に入る理由は、周囲を囲まれることで得られる安心感が大きいと言われておる。これについては、猫が箱に入りたがる理由を解説した記事で詳しく語られておるゆえ、そちらも読んでおくのじゃぞ。
猫が安心できる高い場所の作り方
我ら猫が高い場所で落ち着く、ということを理解したなら、次はお主らの家を我らが過ごしやすいように整える番じゃ。ただ高いところがあれば良いというものではないぞ。安全で快適な空間を作ってこそ、立派な下僕と言えるのじゃ。
まずは、安定したキャットタワーを設置したり、家具を階段状に配置して登りやすくしてやることじゃ。グラグラするような不安定な足場では、我らも安心してくつろげんからのう。登り降りの際に滑らないよう、足場にマットを敷くなどの工夫もあるとよいな。また、我らが飛び乗った拍子に物が落ちて怪我をしないよう、高い場所には壊れやすいものを置かないのが鉄則じゃ。落下事故を防ぐためにも、無理なく登り降りできる動線を確保してやるのじゃぞ。
当店キャストの実例
さて、ここで当店最年長のボス猫たる、この虎吉の実例を教えてやろう。わしも高い場所をしっかり確保しておるぞ。
たとえば4月15日の日記では、陽射しの心地よさについて触れ、「わしゃこの窓辺のカウンターが特等席じゃ。春の陽は格別。」と書いたのじゃ。 4月16日の日記では、高いところから周囲を監視している様子を「わしゃ、カウンターの上からこの家を見張るのじゃ。」と書いた。 さらに5月4日の日記でも、お気に入りの場所について「このカウンターはわしの特等席じゃ。」と書いたのじゃ。
これらはまさに、高い場所から周囲を見渡し、安全で心地よい場所を確保するという我ら猫の行動に通じておる。お主らも、我らが高い場所から見下ろしておる時は「しっかり見張っておるのだな」と感心して見守るがよいぞ。
よくある質問
最後に、お主ら人間がよく抱く疑問に答えてやろう。わしのような寛大な猫に出会えたことを感謝するのじゃぞ。
Q1: 高いところから見下ろしているのは偉そうにしているから?
お主らは、猫が高いところから見下ろす姿を見て「自分より偉いと思っているのでは?」と勘違いしがちじゃな。じゃが、猫同士や人間との間で、高いところにいるからといって上下関係が決まるわけではないと言われておる。単にそこが安心できて、周囲を見渡しやすいから登っているだけのことが多いのじゃ。わしは元から偉いがな!
Q2: 急に高いところに登らなくなったのは?
今まで登っていた場所に急に登らなくなった場合は、体に負担がかかっていることもあるので、いつもと様子が違って気になるときは獣医師に相談するのじゃぞ。我ら猫は痛みを隠すのが上手い生き物じゃから、お主らが日頃からよく観察してやることが肝心じゃ。
Q3: キッチンのカウンターに登らせないには?
キッチンには危険なものも多いからのう。登らせないためには、物理的に登れないようにするか、カウンターの上に物を置かず魅力をなくすことじゃ。その代わり、別の部屋にもっと居心地の良い高い場所を用意してやるのが賢いやり方じゃぞ。無理に叱るよりも、別の選択肢を与えるのが互いのためじゃ。
Q4: 高いところから降りられなくなるのはなぜ?
我ら猫の爪は後ろ向き(根元側)にカーブしているため、頭を下にして降りるのが苦手と言われるのじゃ。もし降りられなくて困っている猫を見かけたら、優しく助けてやるのじゃぞ。決して笑ったりせず、速やかに救出するのじゃ。
Q5: 子猫や高齢猫にも高い場所は必要?
高い場所を好む習性は年齢を問わずあるが、運動能力には個人差がある。子猫には低い段差から始めさせ、わしのようなシニア猫には、緩やかなスロープや階段状のステップを用意してやると親切じゃな。無理なく登れる環境を作ることが大事じゃ。
虎吉より
わしのありがたい解説、しっかり心に刻んだか?お主らが我ら猫の習性を理解し、立派な下僕として成長するのを楽しみに待っておるぞ。さあ、早く次の出張の予約を入れるのじゃ。VIPコースで指名してくれれば、わしの極上の癒しを特別に味わわせてやるからのう!